冬の諏訪湖周辺には美しい雪景色や伝統的な自然の芸術があります。有名な諏訪湖の「御神渡り」は暖冬だった数年は出現しなかったようですが、今年こそはと期待されているようです。でも、自然を相手に待っていたら自分の時間を楽しめませんね。ゆっくりと移動時間を確保して、冬ならではの諏訪湖の景色をたのしんでみませんか?
諏訪大社と温泉だよねって思います。私たち還暦女子にはね(笑)
まず「御神渡り」に遭遇できたら最高!諏訪大社上社の建御名方命(たけみなかたのみこと)が下社の八坂刀売命(やさかとめのみこと)のもとへ通った道筋といわれています。神様っていつもロマンチックですね。
御神渡り
御神渡りとは、この写真の氷の山脈が道のように見える現象のこと。
冬の厳冬期に気温が下がって諏訪湖が全面結氷し、-10℃以下の寒気が数日続くと氷の厚さが10㎝以上になります。さらに昼夜の温度差で氷の膨張・収縮がくり返されると、湖の南岸から北岸にかけて轟音とともに氷が割れて、高さ30㎝~60㎝くらいの氷の山脈ができます。毎回同じような道筋になるのでしょうか。不思議ですね。
今年(2024年)は、数年ぶりにマイナス温度が続いているので、いよいよかと言われています。
諏訪大社
諏訪大社は、全国に広がる諏訪神社の総本山であり、日本でもっとも古い神社の一つとされています。くみこの家の氏神様も諏訪神社です。
お諏訪様と呼ばれています。上社と下社があり、上社が本宮(諏訪市)・前宮(茅野市)、下社が秋宮・春宮(下諏訪町)に分かれる二社四宮で鎮座しています。本宮は建御名方神が祀られていて、古くは風の神、水の神、農耕・狩猟の神として信仰を集めていました。中世以降は東国第一の軍神として崇拝され、名将たちが全国各地に御分霊を持ち帰ったとされています。だから全国に一万余りの御分社が祀られているのですね。諏訪造りと呼ばれる本殿をもたない建築様式で、社殿は国の重要文化財に、社叢は県の天然記念物に指定されています。本殿は自然!素敵です。
冬の諏訪大社は雪に包まれた神聖で美しい雰囲気があります。特に諏訪大社の上社は、雪景色が神社を一層引き立てています。境内は静寂に包まれ、雪が積もった杉の木々が神聖な雰囲気を醸し出しています。冬の神社めぐりは、静かな中での祈りや散策が心を穏やかにしてくれますね。寒いですけどね(笑)
諏訪湖温泉(上諏訪温泉と下諏訪温泉)
上諏訪温泉
上諏訪温泉は新宿駅から2時間半。目指すは上諏訪駅です。
高速で行くと半額?くみこにはチンプンカンプンなので、こちらを見てみてください。
諏訪湖畔の上諏訪温泉には12の源泉があり、源質によって泉質が異なります。また、旅館によっては自家源泉を持ち、旅館独自の泉質があります。
諏訪大社の四社まいりも企画されているようです。
下諏訪温泉
湯の町「下諏訪」の源泉は20ヶ所、湧湯量は5100リットルだそうです。
それぞれ泉質が違うようで色々と楽しめるようです。
諏訪大社秋宮の手水もこんこんと湧き出る温泉なのです。
「御神湯」という手水用の湯口は、竜神伝説にちなんで竜の口をかたどってあります。竜の口から流れる温泉は「長寿湯」というんですって。汲んで帰りたいくらいですね(笑)
主な泉質は(各温泉施設で異なりますが)
弱アルカリ性単純泉
ナトリウム・カルシウム一硫酸塩・塩化物泉
含鉄ーアルミニウムー硫酸塩泉
効能は
慢性神経痛・筋肉痛・関節痛・肩こり・運動麻痺・打ち身・くじき(ねんざ)・冷え性・痔疾患・慢性消化器病・胃腸病・病後疲労回復など
そして、「三湯めぐり」というのがあって、
公衆浴場3施設に1,000円ではいれるそうです。
下諏訪は公衆浴場も温泉なんですね。
宿の温泉と公衆浴場と、温泉三昧ですね!
諏訪湖近辺のおすすめホテル
かたくらシルクホテル(旧かたくら諏訪湖ホテル)
明治6年(1873)、養蚕・製絹業として創始した時から片倉家は、日本の国土と国民からの恩恵によって今があると感謝の心を抱き続けています。だからこそ地域貢献に力を注がせていただくことが御恩返し。地域との共存。地域の特性を生かしたおもてなしこそがホテルの魅力であるべきだと考えました。
この「上諏訪温泉 湖畔の洋館 かたくらシルクホテル(旧かたくら諏訪湖ホテル)」は、提供されるサービスやアメニティーなどの小物にも、諏訪のこだわりのモノを使っています。こだわることにこだわる。それが片倉館のおもてなしなのだそうです。素敵ですね。
上諏訪温泉 しんゆ(親湯)
「神秘なる諏訪湖に心癒される宿」がテーマの「上諏訪温泉 しんゆ(親湯)」
おいしい食事や行き届いたサービスはもちろん、ヒーリングアートや音楽、プロのスタイリストが手掛ける浴衣と丹前を用意してくださっているそうです。
丹前ってわかりますか?布団のような着物です(笑)とっても暖かいの。
寛ぎの諏訪の湯宿 萃sui‐諏訪湖
「寛ぎの諏訪の湯宿 萃sui‐諏訪湖」「萃」という字には、集う・茂る・温泉という意味があり、神が集まるこの諏訪の地に、大切な方と共に集う露天湯宿でありたいという想いがこめられています。
ここね、諏訪湖を一望する混浴展望露天風呂があるんです。(湯浴みを着るのだそうです。)さらに、全8室のお部屋にも諏訪湖を眺望する露天風呂を設置。 どちらの湯でも神秘的な諏訪湖を眺めながら寛ぐことができるそうです。
え~~どうしよう~~!混浴展望風呂、行きますか~?
行っちゃう!
まとめ
くみことAちゃんのプランは、四宮を回ってからの温泉のはしごです。
御神渡りも見たいけれど、いつか見れると信じています。
氏神様の諏訪神社にお願いしておこう。
建御名方命に、「○月○日に諏訪でお会いしたいです」って言えばいいですよね。
高速でいくのもお手軽だけれど、雪が心配だから電車で行きます。
あわてずにのんびりとね(笑)
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